里庄町議会 > 2017-09-04 >
09月04日-01号

  • "社会保険診療報酬支払基金"(/)
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  1. 里庄町議会 2017-09-04
    09月04日-01号


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    平成29年 9月定例会        平成29年里庄町議会第4回定例会会議録(第1)1. 招集年月日 平成29年9月4日(初日)1. 招集の場所 里庄町役場議場1. 開   会 9月4日 午前9時30分1. 出席 議員 (4番欠番)    1番 佐 藤 耕 三  2番 仁 科 千鶴子  3番 小 野 光 章    5番 仁 科 英 麿  6番 眞 野 博 文  7番 小 野 光 三    8番 岡 村 咲津紀  9番 岡 本 雅 道 10番 高 田 卓 司   11番 平 野 敏 弘1. 欠席 議員 な  し1. 地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名   町長      大 内 恒 章     副町長     加 藤 泰 久   教育長     杉 本 秀 樹     会計管理者   宮 崎 裕 之   総務課長    赤 木   功     企画商工課長  村 山 弘 美   町民課長    枝 木 敦 彦     町民課参事   村 山 達 也   農林建設課長  仁 科 成 彦     農林建設課参事 妹 尾   渉   上下水道課長  竹 内 伸 夫     健康福祉課長  高 橋 桂 子   国土調査室長  小 野   久     教委事務局長  小 寺 大 輔1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長  小 野 宏 明1. 議事日程   日程第 1 会議録署名議員の指名   日程第 2 会期の決定   日程第 3 諸般の報告   日程第 4 議案第41号 里庄町個人情報保護条例の一部改正について   日程第 5 議案第42号 平成29年度里庄町一般会計補正予算(第2号)         議案第43号 平成29年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)         議案第44号 平成29年度里庄町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)         議案第45号 平成29年度里庄町介護保険特別会計補正予算(第2号)         議案第46号 平成29年度里庄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)         議案第47号 平成29年度里庄町水道事業会計補正予算(第1号)         議案第48号 平成29年度里庄町公共下水道事業会計補正予算(第1号)   日程第 6 議案第49号 平成28年度里庄町一般会計決算の認定について         議案第50号 平成28年度里庄町国民健康保険特別会計決算の認定について         議案第51号 平成28年度里庄町介護老人保健施設特別会計決算の認定について         議案第52号 平成28年度里庄町育英奨学資金給与特別会計決算の認定について         議案第53号 平成28年度里庄町介護保険特別会計決算の認定について         議案第54号 平成28年度里庄町後期高齢者医療特別会計決算の認定について         議案第55号 平成28年度里庄町営墓地特別会計決算の認定について         議案第56号 平成28年度里庄町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について         議案第57号 平成28年度里庄町公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について   日程第 7 議案第58号 里庄町道路線の廃止について         議案第59号 里庄町道路線の廃止について   日程第 8 議案第60号 固定資産評価審査委員会委員の選任について   日程第 9 議案第61号 教育委員会委員の任命について   日程第10 報告第 5号 平成28年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告について   日程第11 陳情第 2号 「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情について   日程第12 陳情第 3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請について1. 本日の会議に付した事件   日程第1から日程第12まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(平野敏弘君) 皆さん、おはようございます。本日はご苦労さまです。 ただいまの出席議員は10名であります。定足数に達しておりますので、これより平成29年第4回里庄町議会定例会を開会いたします。 会議に先立ちまして、大内町長から挨拶をお願いします。 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 本日は議員の皆様には9月の定例議会にご出席を賜りましてありがとうございます。 昨年は6月の下旬に町内各所で大雨被害が発生し、町内各地で災害復旧工事を施工してまいりましたが、ことしは大きな災害こそありませんでしたが、猛暑日が続き酷暑の夏でありました。 さて、本定例会には、条例の一部改正が1件、一般会計を初めとする補正予算が7件、平成28年度の各会計の決算認定が9件、道路線の廃止が2件、固定資産評価審査委員会委員の選任が1件、教育委員会委員の任命が1件、合計で21件の議案を提出しております。また、財政の健全化に関する報告が1件あります。どうぞよろしくご審議を賜りまして、適切なご決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により議長において、10番高田卓司君、1番佐藤耕三君を指名いたします。 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から9月15日までの10日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、会期は10日間と決定いたしました。 日程第3、諸般の報告をいたします。 地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査の結果報告書がお手元に配付したとおり提出されておりますので、ご報告いたします。 なお、朗読は省略いたしますので、ご了承願います。 日程第4、議案第41号里庄町個人情報保護条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました議案第41号につきましてご説明いたします。 最初に議案を朗読いたします。 〔議案第41号朗読〕 提案理由。個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行う必要がある。これがこの議案を提出する理由である。 次のページをごらんいただきたいと思います。 改め文の朗読は割愛し、概要についてご説明させていただきます。 今回の個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正によりまして、基本方針が一部変更となりました。このことに伴いまして、里庄町個人情報保護条例の見直しを行うものでございます。 本条例第33条で引用する条が、今回の法改正に伴いまして第28条から第29条に変わるため、改正を行うものでございます。 以上で議案第41号里庄町個人情報保護条例の一部改正についての説明を終わります。どうぞよろしくご審議、ご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 議案第41号の提案理由の説明をいただきましたが、質疑、討論、採決は9月8日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第5、議案第42号平成29年度里庄町一般会計補正予算(第2号)から議案第48号平成29年度里庄町公共下水道事業会計補正予算(第1号)までの7件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第42号から議案第48号までのうち、私からは議案第42号の説明を申し上げ、その他の議案につきましては担当課長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 最初に議案を朗読いたします。 〔議案第42号朗読〕 まず、歳出からご説明いたしますので、10ページをお開きください。 3、歳出、1款の議会費、1項の議会費、1目の議会費に追加の1万3,000円の補正をお願いし、合計で7,371万7,000円となります。内訳は、1節の報酬に追加の1,000円は、5月臨時議会の副議長改選に伴うもの、4節の共済費に追加の1万2,000円は、負担金率変更によるもの。 2款の総務費、1項の総務管理費、1目の一般管理費から減額の1,093万5,000円の補正をお願いし、合計で2億5,099万2,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の546万7,000円、3節の職員手当等から減額の295万5,000円及び4節の共済費から減額の244万5,000円は、人事異動等に伴うものです。11ページに参りまして、7節の賃金に追加の60万円は、緊急的に配置した嘱託職員の賃金、13節の委託料に追加の30万7,000円は、電子申請システムの設定変更に伴う費用、19節の負担金補助及び交付金から97万5,000円の減額は、負担金率変更及び人事異動に伴うものです。 4目の財産管理費に追加の1億6,255万6,000円の補正をお願いし、合計で1億8,847万4,000円となります。内訳は、25節の積立金に追加の1億6,255万6,000円は、平成28年度歳入歳出剰余金の2分の1を財政調整基金に積み立てるものです。 5目の企画費から減額の879万6,000円の補正をお願いし、合計で8,159万5,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の618万2,000円、3節の職員手当等から減額の267万3,000円、12ページに参りまして、4節の共済費から減額の117万8,000円は、人事異動等に伴うもの、7節の賃金に追加の28万7,000円は、嘱託職員の厚生年金保険適用拡大に伴うもの、19節の負担金補助及び交付金に追加の95万円は、公会堂の放送設備や冷暖房設備修繕要望件数の増加により整備事業補助金を追加するものです。 2款の総務費、2項の徴税費、1目の税務総務費に追加の113万8,000円の補正をお願いし、合計で5,413万6,000円となります。内訳は、2節の給料に追加の38万5,000円、3節の職員手当等に追加の1万2,000円、13ページに参りまして、4節の共済費に追加の74万1,000円は、人事異動等に伴うものです。 2目の賦課徴収費から減額の5万6,000円の補正をお願いし、合計で4,124万3,000円となります。内訳は、1節の報酬から減額の6万2,000円、9節の旅費から減額の4,000円、19節の負担金補助及び交付金に追加の1万円は、収納率向上特別対策事業における按分率変更によるものです。 3項の戸籍住民基本台帳費、1目の戸籍住民基本台帳費から減額の95万7,000円の補正をお願いし、合計で4,713万1,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の75万1,000円、3節の職員手当等から減額の82万3,000円、14ページに参りまして、4節の共済費に追加の13万7,000円は、人事異動等に伴うもの、7節の賃金に追加の48万円は、嘱託職員の厚生年金保険適用拡大に伴うものです。 3款の民生費、1項の社会福祉費、1目の社会福祉総務費に追加の17万9,000円の補正をお願いし、合計で3億8,683万5,000円となります。内訳は、4節の共済費に追加の5万4,000円は、共済費負担金率の変更によるもの、15節の工事請負費に追加の25万1,000円は、国保連合会との専用回線を岡山情報ハイウェイに切りかえるための庁舎内の工事費です。28節の繰出金から減額の12万6,000円は、交付税算定数値の確定に伴う減額及び国民健康保険制度改正に伴う説明会出張旅費パンフレット購入費用等の増額によるものです。 2目の老人福祉費に追加の5万4,000円の補正をお願いし、合計で3億2,723万2,000円となります。内訳は、12節の役務費に追加の2,000円は、後期高齢者健診システム手数料の確定によるもの、15ページに参りまして、23節の償還金利子及び割引料に追加の7,000円は、低所得者保険料軽減負担金に係る県費負担金過年度分返還金、28節の繰出金に追加の4万5,000円は、介護保険特別会計における人事異動等に伴うものです。 2項の児童福祉費、1目の児童福祉総務費に追加の36万円の補正をお願いし、合計で1億3,129万5,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金に追加の36万円は、有給休暇制度開始に伴うもの。 2目の児童措置費に追加の465万1,000円の補正をお願いし、合計で5億5,763万6,000円となります。内訳は、20節の扶助費に追加の47万9,000円は、施設型給付費の増加によるもの、23節の償還金利子及び割引料に追加の417万2,000円は、保育所運営費に係る国庫負担金及び県費負担金の減少に伴う国、県への過年度分返還金です。 16ページに参りまして、4款の衛生費、1項の保健衛生費、1目の保健衛生総務費に追加の9万8,000円の補正をお願いし、合計で9,297万4,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の21万9,000円、3節の職員手当等に追加の8万3,000円、4節の共済費に追加の23万4,000円は、人事異動等に伴うものです。 2項の清掃費、1目の塵芥処理費に追加の13万5,000円の補正をお願いし、合計で1億7,092万2,000円となります。内訳は、1節の報酬に追加の13万5,000円は、廃棄物減量等推進審議会をさらに2回程度開催し、慎重な審議を継続するためのものです。 17ページに参りまして、3項の上水道費、1目の上水道費から減額の13万5,000円の補正をお願いし、合計で69万5,000円となります。内訳は、19節の負担金補助及び交付金から減額の13万5,000円は、水道事業会計児童手当負担金の減額によるものです。 5款の農林水産業費、1項の農業費、2目の農業総務費に追加の324万3,000円の補正をお願いし、合計で3,086万円となります。内訳は、2節の給料に追加の194万9,000円、3節の職員手当等に追加の61万5,000円、4節の共済費に追加の67万9,000円は、人事異動等に伴うもの。 3目の農業振興費に追加の7万8,000円の補正をお願いし、合計で1,186万3,000円となります。内訳は、1節の報酬に追加の7万8,000円は、鳥獣被害対策実施隊員報酬です。 18ページに参りまして、5目の農業費に追加の90万円の補正をお願いし、合計で6,607万6,000円となります。内訳は、16節の原材料費に追加の30万円は三寺池護岸改修に伴うもの、19節の負担金補助及び交付金に追加の60万円は、県営ため池整備事業事業費変更に伴う負担金増額分です。 7款の土木費、1項の土木管理費、1目の土木総務費に追加の69万3,000円の補正をお願いし、合計で1億93万円となります。内訳は、2節の給料から減額の42万3,000円、3節の職員手当等に追加の131万8,000円、4節の共済費に追加の26万3,000円は、人事異動等に伴うものです。19ページに参りまして、7節の賃金から減額の46万5,000円は、人事異動に伴うものです。 2目の国土調査費に減額の107万8,000円の補正をお願いし、合計で5,258万4,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の37万3,000円、3節の職員手当等から減額の62万3,000円、4節の共済費から減額の8万2,000円は、人事異動等に伴うものです。 20ページに参りまして、2項の道路橋梁費、2目の道路新設改良費に追加の1,100万円の補正をお願いし、合計で1億1,023万3,000円となります。内訳は、15節の工事請負費に追加の1,100万円は、町道里見674号線附帯工事に伴うものです。 4項の都市計画費、2目の公園費に追加の1,000円の補正をお願いし、合計で1,941万8,000円となります。内訳は、4節の共済費に追加の1,000円は、負担金率変更によるものです。 5項の下水道費、1目の下水道費に追加の131万2,000円の補正をお願いし、合計で2億6,011万6,000円となります。公営企業会計は、本来下水道使用料等の収入を財源として運営されるべきものですが、本町の下水道事業は現在整備中であり、人件費等の財源につきましては一般会計からの補助金や出資金の繰り出しにより措置されております。よって、19節の負担金補助及び交付金に追加の11万円及び24節の投資及び出資金に追加の120万2,000円は、人事異動等に伴うものです。 21ページに参りまして、9款の教育費、1項の教育総務費、2目の事務局費に追加の127万3,000円の補正をお願いし、合計で1億2,297万7,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の48万5,000円、3節の職員手当等に追加の46万9,000円、4節の共済費に追加の114万2,000円は、人事異動等に伴うもの、19節の負担金補助及び交付金に追加の14万7,000円は、負担金率の変更及び人事異動等に伴う減額分と浅口市大簡塾利用開始の協議を進めるため負担金を計上しております。 2項の小学校費、1目の学校管理費から減額の1万9,000円の補正をお願いし、合計で9,304万9,000円となります。内訳は、2節の給料に追加の1,000円、3節の職員手当等から減額の2万円、22ページに参りまして、4節の共済費は増減がありませんが、これらは人事異動等に伴うものです。 3項の中学校費、1目の学校管理費から減額の19万5,000円の補正をお願いし、合計で4,846万8,000円となります。内訳は、3節の職員手当等から減額の18万9,000円、4節の共済費から減額の6,000円は、扶養手当の減額等によるものです。 4項の幼稚園費、1目の幼稚園費に追加の4万4,000円の補正をお願いし、合計で4,100万3,000円となります。内訳は、2節の給料は人事異動に伴うもの、増減はありません。23ページに参りまして、3節の職員手当等に追加の2,000円、4節の共済費に追加の4万2,000円は、負担金率の変更等によるものです。 5項の社会教育費、1目の社会教育総務費に追加の5万5,000円の補正をお願いし、合計で3,614万9,000円となります。内訳は、2節の給料から減額の2万9,000円、3節の職員手当等から減額の3万3,000円、4節の共済費に追加の11万7,000円は、人事異動等に伴うものです。 24ページに参りまして、2目の公民館費に追加の108万円の補正をお願いし、合計で2,178万7,000円となります。内訳は、15節の工事請負費に追加の108万円は、中央公民館2階児童室に洗面設備を新設するものです。 5目の図書館費に追加の8,000円の補正をお願いし、合計で3,754万3,000円となります。内訳は、4節の共済費に追加の8,000円は、負担金率の変更によるものです。 6項の保健体育費、1目の保健体育総務費に追加の5万4,000円の補正をお願いし、合計で567万7,000円となります。内訳は、9節の旅費に追加の5万4,000円は、全国スポーツ推進委員功労者表彰受賞に伴うものです。 以上で歳出の説明を終わります。 続きまして、歳入を説明をいたします。 8ページをお開きください。 2、歳入、8款の地方特例交付金、1項の地方特例交付金、1目の地方特例交付金に追加の106万7,000円の補正をお願いし、合計で1,034万3,000円となります。これは、地方特例交付金の決定通知によるものです。 9款の地方交付税、1項の地方交付税、1目の地方交付税に追加の1,858万6,000円の補正をお願いし、合計で10億958万6,000円となります。これは、普通交付税の決定によるものです。 13款の国庫支出金、1項の国庫負担金、1目の民生費国庫負担金に追加の10万3,000円の補正をお願いし、合計で3億8,082万4,000円となります。内訳は、2節の児童措置費負担金に追加の10万3,000円は、子どものための教育・保育給付費負担金です。 14款の県支出金、1項の県負担金、1目の民生費県負担金に追加の13万4,000円の補正をお願いし、合計で2億159万6,000円となります。内訳は、2節の児童措置費負担金に追加の13万4,000円は、子どものための教育・保育給付費負担金です。 9ページに参りまして、17款の繰入金、2項の基金繰入金、1目の開発基金繰入金に追加の100万円の補正をお願いし、合計で1億9,500万円となります。これは、公共下水道事業の負担金及び出資金の増額に伴うものです。 5目の財政調整基金繰入金に減額の9,735万9,000円の補正をお願いし、合計で8,073万1,000円となります。これは歳入歳出調整のための減額するものです。 18款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の2億4,511万1,000円の補正をお願いし、合計で3億2,511万1,000円となります。これは、前年度繰越金です。 20款の町債、1項の町債、6目の臨時財政対策債から減額の188万8,000円の補正をお願いし、合計で1億7,611万2,000円となります。これは、臨時財政対策債の発行額が決定となったため減額するものです。 歳入の説明は以上です。 5ページに参りまして、第2表地方債補正をご説明いたします。 1、変更、起債の目的、臨時財政対策債、限度額1億7,800万円、補正後限度額1億7,611万2,000円。 なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更はありません。 以上で議案第42号平成29年度里庄町一般会計補正予算(第2号)の説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) 次に、枝木町民課長。 ◎町民課長(枝木敦彦君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第43号平成29年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 最初に、議案第43号を朗読いたします。 〔議案第43号朗読〕 まず、歳出のほうから説明いたします。 8ページをお開きください。 1款の総務費、1項の総務管理費、1目の一般管理費から375万円の減額をお願いし、合計で2,643万8,000円となります。これは、共済費の率の確定による増額、旅費の不足による増額、制度改正のパンフレット印刷代のための増額及びシステム改修委託料の減額によるものです。 1款の総務費、1項の総務管理費、2目の連合会負担金ですが、補正額は0となっております。こちらは、財源の組み替えによるものです。 1款の総務費、2項の徴税費、1目の賦課徴収費に追加の5万6,000円の補正をお願いし、合計で439万7,000円となります。内訳は、1節の報酬に追加の6万1,000円、9節の旅費に追加の4,000円、19節の負担金補助及び交付金から9,000円の減額です。これは、岡山県2号調整交付金である収納率向上特別対策事業の按分率の変更に伴うものです。 9ページに参りまして、2款の保険給付費、1項の療養諸費、1目の一般被保険者療養給付費及び2目の退職被保険者等療養給付費ですが、補正額は0となっております。こちらは、療養給付費負担金及び財政安定化支援事業繰入金等の増減に伴う財源の組み替えによるものです。 10ページをお開きください。 3款の後期高齢者支援金等、1項の後期高齢者支援金等、1目の後期高齢者支援金から38万4,000円の減額をお願いし、合計で1億3,027万2,000円となります。こちらは、後期高齢者支援金の額の確定によるものです。 4款の前期高齢者納付金等、1項の前期高齢者納付金等、1目の前期高齢者納付金から4,000円の減額をお願いし、合計で46万7,000円となります。こちらも前期高齢者納付金の額の確定によるものです。 6款の介護納付金、1項の介護納付金、1目の介護納付金から41万円の減額をお願いし、合計で4,044万円となります。こちらも介護納付金の額の確定によるものです。 11ページをお開きください。 9款の基金積立金、1項の基金積立金、1目の財政調整基金積立金に追加の4,450万3,000円の補正をお願いし、合計で4,450万4,000円となります。これは、歳入でも説明いたしますが、今回の歳入補正額の前年度繰越金1億2,130万6,000円のうち、4,450万4,000円を財政調整基金に積み立てるものです。 11款の諸支出金、1項の償還金及び還付金、2目の国庫負担金還付金に追加の949万2,000円の補正をお願いし、合計で949万3,000円となります。これは、平成28年度分の療養給付費等負担金の額の確定に伴う国庫負担金の精算です。 4目の保険税還付金に追加の30万円の補正をお願いし、合計で90万円となります。これは、保険税還付金の不足によるものです。 5目の特定健診保健指導負担金返納金に追加の26万4,000円の補正をお願いし、合計で26万4,000円となります。こちらは、特定健診保健指導に係る平成28年度分の国及び県の負担金の精算です。 次に、歳入を説明いたします。 5ページをお開きください。 3款の国庫支出金、1項の国庫負担金、1目の療養給付費等負担金から1,000万円の減額をお願いし、合計で1億3,494万7,000円となります。これは、医療費が減少傾向にあるため、医療費に対してもらえる療養給付費等負担金も平成28年度並みに減額するものです。 3款の国庫支出金、2項の国庫補助金、1目の財政調整交付金から1,694万6,000円の減額をお願いし、合計で4,419万7,000円となります。これは、事務処理標準システムと月報システムのシステム改修費を国保制度関係業務準備事業費補助金から国庫補助されることになったため、国保制度関係業務準備事業費補助金への予算の組み替えです。ただし、補正額のうち、397万6,000円の減額分は、事務処理標準システムの導入費用の見積額が確定したことによる減額分のため、同じ額を歳出の一般管理費から減額しています。 7目の国保制度関係業務準備事業費補助金に追加の1,297万円をお願いし、合計で1,297万円となります。これは、先ほども述べましたとおり事務処理標準システムと月報システムのシステム改修費の国庫補助の予算の組み替えです。 4款の療養給付費交付金、1項の療養給付費交付金、1目の療養給付費交付金に追加の357万5,000円をお願いし、合計で3,048万9,000円となります。これは、社会保険診療報酬支払基金より示された退職被保険者に係る療養給付費交付金の交付見込み額の変更によるものです。 5款の前期高齢者交付金、1項の前期高齢者交付金、1目の前期高齢者交付金に追加の19万4,000円をお願いし、合計で4億6,380万9,000円となります。これは、社会保険診療報酬支払基金より示された交付額の確定によるものです。 6款の県支出金、2項の県補助金、1目の財政調整交付金に追加の5万6,000円の補正をお願いし、合計で5,860万4,000円となります。これは、歳出で説明しました収納率向上特別対策事業按分率変更に伴う県調整交付金の追加です。 9款の繰入金、1項の他会計繰入金、1目の一般会計繰入金から12万6,000円の減額をお願いし、合計で8,294万9,000円となります。これは、3節財政安定化支援事業繰入金から35万1,000円の減額で、これらは額の確定によるものです。また、4節事務費繰入金は、歳出でも説明しました一般管理費の共済費、旅費、需用費、委託料の増額分が含まれています。 9款の繰入金、2項の基金繰入金、1目の財政調整基金繰入金から4,096万2,000円の減額をお願いし、合計で0円となります。これは、前年度繰越金の額の確定に伴い、財政調整基金繰入額を減額するものです。 10款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の1億130万6,000円の補正をお願いし、合計で1億2,130万6,000円となります。これは、平成28年度の決算余剰金を全額歳入するものです。 以上で議案第43号平成29年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) 次に、赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、ただいま上程されました議案第44号をご説明いたします。 議案を朗読いたします。 〔議案第44号朗読〕 それでは、4ページをお開きください。 2、歳入、7款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の168万9,000円の補正をお願いし、合計で169万円となります。これは、前年度繰越金でございます。 8款の諸収入、2項の雑入、1目の雑入に追加の684万3,000円の補正をお願いし、合計で3,684万3,000円となります。これは、指定管理者からの協定に基づく追加納入金でございます。 続きまして、歳出をご説明いたします。 3、歳出、1款の総務費、1項の施設管理費、2目の財産管理費に追加の853万2,000円の補正をお願いし、合計で2,410万円となります。内訳は、25節の積立金に追加の853万2,000円で、介護老人保健施設事業財政調整基金積立金でございます。 以上で議案第44号平成29年度里庄町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。どうぞよろしくご審議の上、適切な決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) 次に、高橋健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(高橋桂子君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第45号について説明いたします。 議案を朗読いたします。 〔議案第45号朗読〕 歳出からご説明いたしますので、8ページをお開きください。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費に3万円の補正をお願いし、合計で1,771万2,000円となります。内訳は、4節の共済費の増額で、率の変更によるものです。 3款地域支援事業費、5項包括的支援事業・任意事業費、1目総合相談事業費に7万8,000円の補正をお願いし、合計で2,005万8,000円となります。内訳は、4節共済費の増額で、率の変更によるものです。 9ページの4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金に854万2,000円の補正をお願いし、合計で854万3,000円となります。内訳は、25節積立金で28年度の決算で生じた余剰金を基金に積み立てるものでございます。 5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目償還金に356万円の補正をお願いし、合計で356万円となります。内訳は、23節償還金利子及び割引料で、国庫に67万6,000円、県に33万8,000円、支払基金に254万6,000円を返還するものです。 続いて、歳入についてご説明いたしますので、5ページをお開きください。 2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金に8万6,000円の補正をお願いし、合計で1億6,521万3,000円となります。内訳は、前年度の精算交付分です。 2項国庫補助金、3目地域支援事業交付金に3万円の補正をお願いし、合計で902万9,000円となります。内訳は、1節現年度分で、歳出の増加に伴うものです。 4款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金に95万1,000円の補正をお願いし、合計で1億3,254万4,000円となります。内訳は、前年度の精算交付分です。 6ページの2項県補助金、2目地域支援事業交付金に1万5,000円の補正をお願いし、合計で451万5,000円となります。内訳は、1節現年度分で、歳出の増加に伴うものです。 5款繰入金、1項一般会計繰入金、3目地域支援事業繰入金に1万5,000円の補正をお願いし、合計で451万4,000円になります。これは、歳出の増加に伴うものです。 5目その他一般会計繰入金に3万円の補正をお願いし、合計で2,764万9,000円となります。これは、総務費の増額に伴うものです。 2項基金繰入金、1目介護給付準備基金繰入金に減額の101万7,000円の補正をお願いし、合計で2,253万7,000円となります。これは、精算交付額の確定により基金からの繰入予定額を減額するものです。 7ページの6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金に1,210万円の補正をお願いし、合計で1,210万1,000円となります。これは、前年度繰越金を予算化するためのものでございます。 なお、この繰越金につきましては、8月17日に開催いたしました介護保険運営協議会におきまして決算報告を行い、承認していただいております。 なお、平成28年度実質単年度収支は、マイナスの313万7,179円でございます。 以上でご説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) 次に、村山町民課参事。 ◎町民課参事(村山達也君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第46号につきまして説明をいたします。 最初に、議案第46号を朗読いたします。 〔議案第46号朗読〕 それでは、歳出からご説明いたしますので、4ページの3、歳出をごらんください。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金に減額の6万7,000円の補正をお願いし、合計で1億3,868万9,000円となります。これは、19節負担金補助及び交付金で過年度保険料負担金の減額でございます。 続きまして、歳入をご説明いたしますので、同じページの2、歳入をごらんください。 3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金に減額の6万7,000円の補正をお願いし、合計で3万3,000円となります。これは、平成28年度決算の余剰金が確定したことに伴い減額するものでございます。 以上で議案第46号平成29年度里庄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらさせていただきます。どうぞ適切なご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) 次に、竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 私からは、議案第47号、48号議案についてご説明いたします。 議案第47号を朗読いたします。 〔議案第47号朗読〕 内容についてご説明いたしますので、7ページをごらんください。 収益的収入で、1款水道事業収益、2項営業外収益、5目他会計補助金に増額の1万5,000円をお願いするもので、内訳は、一般会計からの児童手当補助金でございます。 収益的支出で、1款水道事業費用、1項営業費用、2目の配水及び給水費に増額の4万8,000円の補正をお願いし、合計で1,728万5,000円となります。内訳は、手当に増額の2万4,000円、法定福利費に増額の2万4,000円としており、これらは家族構成の変動及び負担金率の変更によるものでございます。 続いて、4目の総係費に増額の4万2,000円の補正をお願いし、合計で1,513万8,000円となります。内訳は、手当に増額の1,000円、法定福利費に増額の4万1,000円としており、これらは主に負担金率の変更によるものでございます。 続いて、9ページをごらんください。 資本的収入で、1款資本的収入、2項他会計からの出資金、1目負担区分に基づく出資金に減額の15万円をお願いするもので、内訳は、一般会計からの児童手当負担金でございます。 資本的支出で、1款資本的支出、1項建設改良費、1目の配水設備費に増額の8万2,000円の補正をお願いし、合計で6,203万5,000円となります。内訳は、手当に減額の2万4,000円、法定福利費に増額の31万6,000円としており、これらは人事異動及び負担金率の変更によるものでございます。 以上で水道事業会計補正予算の説明を終わります。 続きまして、議案第48号議案についてご説明いたします。 議案第48号を朗読いたします。 〔議案第48号朗読〕 内容について説明いたします。 7ページをごらんください。 収益的収入で、1款公共下水道事業収益、2項営業外収益、3目一般会計補助金に増額の11万円をお願いするもので、合計6,155万7,000円となります。これは、負担金率の変更によるものでございます。 続いて、収益的支出で、1款公共下水道事業費用、1項営業費用、3目の総係費に増額の11万円の補正をお願いし、合計で2,346万1,000円となります。内訳は、賞与等引当金繰入額から減額の2万8,000円、法定福利費に増額の13万8,000円としており、これらは負担金率の変更によるものでございます。 続いて、8ページをごらんください。 資本的収入で、1款資本的収入、5項他会計出資金、1目他会計出資金に増額の120万2,000円の補正をお願いし、合計で5,710万2,000円となります。これは、人事異動及び負担金率の変更によるものでございます。 続いて、資本的支出で、1款資本的支出、1項建設改良費、1目の施設建設事業費に増額の120万2,000円の補正をお願いし、合計で3億3,800万1,000円となります。内訳は、給料に増額の42万4,000円、手当に増額の49万6,000円、法定福利費に増額の28万2,000円としており、これらは人事異動及び負担金率の変更によるものでございます。 公共下水道事業会計補正予算の説明は以上でございます。よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 議案第42号から議案第48号までの提案理由の説明をいただきましたが、本案に対する質疑は9月8日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 ここで暫時15分休憩とります。            午前10時35分 休憩            午前10時51分 再開 ○議長(平野敏弘君) それでは、休憩を解き会議を開きます。 日程第6、議案第49号平成28年度里庄町一般会計決算の認定についてから議案第57号平成28年度里庄町公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの9件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 大内町長。
    ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第49号から議案第57号までの8議案につきまして、これは平成28年度の一般会計、特別会計、水道事業会計及び公共下水道事業会計の決算の認定をお願いするものです。 平成28年度決算では、各会計とも全て黒字となっており、財政の健全化が保たれております。重点事業として、浜中バイパス整備事業の促進、町道674号線岩村地区の供用を初めとした暮らしを支える基盤整備に取り組みました。また、小・中学校及び図書館の屋上には太陽光パネル、さらに各施設に蓄電池を設置して防災対策の充実を図りました。また、マコモタケのブランド化等による各種事業の展開、東学童保育2号舎棟の新設による学童保育の充実を図りました。 各会計の内容につきましては、議案第49号から議案第55号までは加藤副町長から、議案第56号、57号は竹内上下水道課長から説明させていただきます。どうぞよろしくご審議の上、認定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) それでは次に、加藤副町長。 ◎副町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第49号から議案第55号までの7議案につきましてご説明を申し上げます。 それではまず、議案を朗読いたします。 〔議案第49号朗読、議案第50号朗読、議案第51号朗読、議案第52号朗読、議案第53号朗読、議案第54号朗読、議案第55号朗読〕 この7議案の内容につきましては、予算決算委員会へ付託され、詳細なご審議をお願いしたいと思いますので、主要なものにつきまして説明を申し上げます。 平成28年度当初予算説明において、町長は、第3次里庄町振興計画後期基本計画に掲げた8つの基本目標及びまち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、人口減少の克服と持続的な発展に向け、より実効性のある施策を展開していくと説明いたしました。 平成28年度中の取り組み状況につきましては、ことし2月16日全員協議会、2月22日分館長会議、3月27日まち・ひと・しごと創生総合戦略有識者会議で報告をした後、ホームページにも掲載しております。 里庄町振興計画後期基本計画の基本目標についての取り組みにつきましては、後ほど述べます主要施策の概要と重複する部分がありますが、1点目、子どもの笑顔に満ちた定住促進については、定住フェアへの参加やパンフレット、PR動画の作成を実施いたしました。 2点目、こころふれあう健康・福祉の充実については、縁結び事業としてマリッジサポーター養成講座、要介護者の方に対する自立支援事業や障害者の方に対する生活支援事業のほか、高齢者福祉に関する事業、妊娠、出産、子育てを支援する母子福祉、母子保健などの実施、さらには町民の健康づくりのため、健診項目の充実を図りながら各種健診を実施しました。 3点目、未来を拓く人づくりと文化活動の展開については、東小学校に放課後児童クラブ2号棟を整備し、対象学年を3年から6年に拡充しました。また、さまざまな体験活動を通じて子供たちの生きる力と協力する力を養い、育んでいく里ちゃんチャレンジワールドや土曜日の居場所づくりと自学自習を行う寺子屋事業も新規事業として取り組みました。学校施設整備については、東・西小学校及び中学校の屋上防水工事などのほか、東・西幼稚園の改修工事を実施しました。 4点目、安全・快適な定住環境の形成についてですが、防災力の強化についてはグリーンニューディール基金事業として避難施設の非常用電源確保のため、東・西小学校、中学校、図書館に太陽光パネルと蓄電池、高効率照明の設置のほか、避難場所看板や浸水想定区域における浸水深表示の新設、自主防災組織の設立、活動支援など実施しました。さらに、公共下水道事業の推進に合わせて、上水道施設の更新にも継続して取り組みました。 5点目、自然と共生した社会の形成については、ごみ減量リサイクル推進のため、一般廃棄物処理基本計画推進、町内3カ所にストックヤードの設置、分館、各種団体での出前講座を実施したほか、家庭ごみの収集体制の見直し、有料による粗大ごみの戸別収集制度導入に向けて取り組みました。 6点目、人が集い交流するまちの基盤整備については、浜中バイパス整備事業の促進、町道里見229号線の殿迫地区から東への延伸、岩村地区の町道里見674号線の道路改良事業、駅前広場基本構想作成、各分館からの要望箇所の道路修繕改良事業も緊急性、利便性を勘案し、優先順位を検討しながら行いました。 7点目として、活力ある産業経済の振興については、マコモタケ普及促進事業、新商品開発、販路開拓支援事業、手ノ際地区の耕作放棄地再生事業を実施しました。 8点目として、町民とともに歩むまちづくりの推進については、地域リーダー人材育成支援事業で働き方で人生が変わる、まちが変わると題して講演会を開催しました。また、分館や各種団体と協働でまちづくりに取り組んでまいりました。このほかにも乳幼児から高齢者まで住民生活に密着した施策の充実に取り組み、住民満足度の高いサービスの提供に努めてまいりました。 さて、平成28年度中の人口増減を見てみますと、平成28年3月末の世帯数4,363世帯、人口は1万1,135人、平成29年3月末の世帯数4,428世帯、人口は1万1,204人で、28年度中に世帯数が65世帯、人口は69人増加しています。岡山県内の市町村で人口減少が進む中にあって増加している状況です。この要因は、さまざまな理由が考えられますが、里庄町が安心・安全で住みやすい町と感じていただいているのではないかと思います。 次に、財政指標の数値を申し上げますと、財政力指数0.582、3年平均で平成27年度が0.578でございました。経常収支比率88.8%、公債費負担比率9.7%、実質公債費率7.0%、将来負担比率マイナス51.7%となっています。 先ほども申し上げましたが、財政力指数は3年平均ですが、昨年度より0.004改善されています。 経常収支比率ですが、昨年度より0.1%の増となっています。経常一般財源は、町税は伸びましたが、地方交付税や地方消費税交付金などが減少したため、前年度とほぼ同額の12万7,000円の減額となり、経常経費充当財源は補助費や公債費への充当が増加したものの、人件費等への充当が減ったため、2,109万7,000円の減額となっています。 公債費負担比率は前年と同率です。 将来負担比率はマイナスですが、内容としては昨年度より8.8%上昇しています。公営企業債等、繰入見込み額及び組合負担等の見込み額の増加に伴う将来負担額の増加、基金の減少に伴う充当可能財源等の減少などによるものです。 それでは、決算書をごらんください。 まず、5ページから8ページには、普通会計決算の状況で国が行う地方財政状況調査の区分によります性質別、目的別の集計表が載っています。 普通会計では、歳入総額49億6,351万6,000円、歳出総額45億7,179万円となっています。 歳出の内訳を性質別に見ますと、5ページの普通会計決算状況表のうち、歳出のところで人件費6億4,922万1,000円で14.2%、扶助費8億3,588万7,000円で18.3%、公債費3億4,594万2,000円で7.6%、以下物件費7億8,252万5,000円で17.1%、維持補修費5,005万8,000円で1.1%、補助費等7億5,787万円で16.5%、さらに積立金1億5,318万円で3.4%、繰出金3億6,067万7,000円で7.9%、投資的経費につきましては5億9,489万5,000円で13%です。 8ページの目的別で見ますと、議会費7,257万5,000円で1.6%、総務費8億2,477万5,000円で18.0%、民生費13億4,832万2,000円で29.5%、民生費3億7,592万7,000円で……            (町長大内恒章君「衛生費」と呼ぶ) 失礼しました。衛生費3億7,592万7,000円で8.2%、農林水産業費1億4,656万円で3.2%、商工費953万4,000円で0.2%、土木費5億6,867万7,000円で12.4%、消防費3億4,217万1,000円で7.5%、教育費4億9,334万円で10.8%、公債費3億4,594万2,000円で7.6%となっています。 対前年比で増減が大きいものを申し上げますと、民生費が額で1億1,531万2,000円、7.9%の減、要因は、保育所緊急整備事業補助金、昨年度はかすみ保育園の園舎増改築工事がございました。それが減額。東小児童クラブ2号舎棟建設工事の増、保育所法外援護費の増、その他増減によるものです。農林水産業費が2,638万2,000円、22%の増、要因は、県営ため池整備事業負担金、水路改修工事費の増によるもの。土木費が8,387万3,000円、17.3%の増、要因は、駅西歩道橋補修工事委託料、道路新設改良工事の増、その他増減によるもの。消防費が1億2,086万9,000円、54.6%の増、要因は、公共施設再生可能エネルギー等導入推進事業によるもの。教育費が3,636万5,000円、8%の増、要因は、東・西小学校、中学校屋上防水工事の増、その他増減によるもの。また、昨年度は6月末に大雨による災害が発生いたしました。この災害復旧事業費が4,070万5,000円で1247.9%の増となっています。 次に、主要施策の概要を申し上げますので、9ページ、10ページをお開きください。 総務費の総務管理費では、自治体情報システム強靱性向上事業として1,541万5,920円、広報さとしょうの発行経費460万8,243円、笠岡放送を通しての行政広報番組、テレビ広報さとしょう、ラジオ広報の作成事業費171万5,904円で、広報紙や広報番組などを通じてわかりやすい情報提供に努めました。地域リーダー人材育成支援事業では21万9,412円を支出しています。内容は、地域づくりを目的とした講座を1回開催し、約50人の参加がありました。定住促進推進事業は103万7,728円で、東京などを会場とする定住フェアへの参加や、定住促進PR動画を作成しました。次に、結婚を希望する若者を支援する事業として278万446円で、企業応援、マリッジサポート事業、井笠管内の自治体と共同でのカップリングパーティーの開催や結婚相談支援センターの運営など、縁結び事業を実施しました。地域資源活用型観光ルート確立事業を91万5,489円で実施し、町内企業の見学や物づくり体験を組み合わせたバスツアーに町外から59名の参加があり、大変好評でした。地域ブランド確立事業はマコモタケのブランド化を目指し、推進協議会の設置やまこりん商標登録、成分分析などに2,497万1,425円で取り組みました。町営有料駐車場管理運営事業はシルバー人材センターへの委託経費や連絡通路のフェンス改修などを748万8,599円で行っています。交通安全対策事業として350万7,840円でガードレール、防護柵やカーブミラーの設置、外側線の補修なども行っています。 徴税費では、適正な固定資産税の課税のため、土地標準宅地評価事業に459万5,616円を、戸籍住民基本台帳費では戸籍システムの関係費として1,106万9,220円を、住民票や税証明のコンビニ交付システム導入事業として1,687万4,061円。 次に、民生費の社会福祉費では、障害者福祉事業、自立支援事業として更生、育成、療養介護医療公費負担が33名で1,015万8,593円。 11ページ、12ページに参りまして、心身障害者医療費助成事業1,017万3,398円、介護給付費、訓練等給付費、特定障害者特別給付費、補装具公費負担金など、2億73万3,550円、障害者地域生活支援事業1,031万4,453円、老人クラブ支援事業、敬老事業や里庄ふれあい大会などの高齢者対策事業566万6,999円を支出しています。高齢者住宅改造助成事業2件分で66万6,000円、高齢者タクシー料金助成事業は128件で233万8,140円、防犯灯整備事業として51万5,376円で、各分館からの要望により防犯灯の設置、修繕などを行いました。内訳は、新規設置9基、修繕10基などとなっています。新予防給付ケアマネジメント事業891万1,624円で、要支援1及び2の方の介護予防サービス計画を延べ829人に作成しました。臨時福祉給付金給付事業が2,658人に対して4,561万4,040円を給付、児童福祉費では子育てを支援するための施設整備として西小学校学童保育1教室増に伴う改修工事や東小学校2号棟建設工事に2,216万9,900円、小学校低学年児童を対象とした東・西小学校学童保育に1,271万7,700円を支出しています。また、幼稚園預かり保育事業として315万円を支出しています。保育園施設給付事業は里見保育園123人、かすみ保育園239人などで3億3,522万620円となっています。 13、14ページをお開きください。 平成24年度から中学3年生までを無料とした小児医療費助成事業は5,919万8,802円を、児童発達支援事業では障害児相談支援費、児童発達支援費、放課後等デイサービス費として1,854万1,364円を支出しました。児童手当事業では1億8,772万円を支出してます。ひとり親家庭等の医療費等として224万2,254円を支出しています。 衛生費、保健衛生費、健康増進事業では3,174万1,902円で、町民の方の特定健診、後期高齢者健診、肝炎ウイルス検診、肺がん検診、胃がん検診、乳がん・子宮がん検診、前立腺がん検診、腹部超音波検診、骨粗鬆症検診などの各種検診を実施いたしました。このほか、健康相談122回、延べ5,638人、健康教育58回、延べ3,993人が参加しました。予防接種事業では2,960万749円で、4種混合、インフルエンザ、ヒブ、肺炎球菌等の予防接種を行いました。母子保健事業として1,468万6,632円で、妊婦一般健康診査、乳幼児健康診査、訪問指導、カリオスタット検査、不妊治療助成などを実施いたしました。 清掃費では、ごみ減量化とリサイクル推進のため15万4,420円でポスターコンクールを実施しました。さらにその優秀作品をごみ収集車にラッピングするなどして普及啓発を行いました。指定ごみ袋購入事業は715万3,596円となっています。また、ごみ減量化及びリサイクル推進を目的に、町内3カ所に260万6,693円でストックヤードを整備しました。 15ページ、16ページに参りまして、資源回収推進補助事業として131万1,600円で、幼稚園、小学校、中学校の廃品回収の補助のほか、独自にリサイクルに取り組んでいる八ツ的、手ノ際分館に対して補助を行いました。ごみステーション設置補助事業は殿迫、手ノ際、大原中、干瓜、グリーンクレスト南、屋中、大原西の7分館へ110万3,776円の補助を行いました。家庭用生ごみ処理機器設置補助事業は電気式生ごみ処理機器4基、コンポスト6基等の申請があり、13万1,200円の補助を行いました。また、し尿等運搬車脱臭装置設置等補助事業として6万6,000円で維持管理補助を行いました。合併処理浄化槽設置助成事業として688万6,000円で20基の補助を行いました。 農林水産業費、農業費では、ため池ハザードマップ作成事業として71万2,800円で皿池大池ハザードマップを作成しました。土地改良施設維持管理適正化事業は里庄駅東ポンプ分解整備を989万2,800円で実施しました。小規模土地改良事業は1,501万2,000円で手ノ際農道3工区整備工事を実施いたしました。 林業費では、林道美しい森維持管理として157万7,459円で、下草刈りや林道維持管理を実施いたしました。また、松くい虫対策事業として405万5,420円で、虚空蔵山75ヘクタールの予防薬剤空中散布や70立方メートルの松くい虫被害松の伐倒を行いました。 土木費、土木管理費では、地籍調査事業として5,882万1,402円で、第1班が津江、土井地区の一部を、第2班が古井、大東地区の一部において測量を行い、0.62平方キロメートルの現地調査と次年度の実施区域の所有者等の調査を行いました。平成28年度末の進捗率は73%となっています。 道路橋梁費では、道路維持修繕事業として2,323万5,590円で、生活道路及び通学路の草刈り、伐採、清掃管理や24件の道路維持修繕工事を行いました。狭あい道路整備事業では2,559万5,860円で、干瓜地区新庄251号線、八ツ的地区新庄44号線、狭田地区新庄159号線、本村地区里見436号線、岩村地区里見668号線の道路改良工事を実施しました。町道新設改良事業では、8,245万4,896円で、岩村地区里見674号線、ほか8路線の道路改良工事及びこれらに関連する測量設計業務、用地買収などを行いました。横断歩道橋修繕事業は5,124万510円で、里庄駅西横断歩道橋、町道新庄623号線修繕工事を実施いたしました。道路橋梁施設点検事業は843万9,120円で、22の橋梁と6基の道路施設総点検業務を行いました。 河川費では、河川浚渫等事業として394万920円で、君ケ原団地西井溝川、駅東・西ポンプ周辺水路等の浚渫ほか3件の維持補修工事などを実施しました。 住宅費では、町営住宅の老朽化対策として林地区町営住宅2棟の屋上防水改修工事を249万480円で実施しました。 17ページ、18ページに参りまして、次に消防費では、災害時に避難所となる中学校、東・西小学校、図書館に1億2,832万604円で太陽光発電設備や高効率照明機器などを整備しました。地域防災地域安全対策事業として194万2,944円で干瓜、殿迫、岩村、古井分館の自主防災組織に対して防災資機材整備補助を実施したほか、大西、手ノ際、浜中団地東の自主防災組織で実施した防災活動に対して補助をいたしました。また、92万816円で公共施設や公会堂などの避難所表示板を更新しました。 教育費、教育総務費では、英語指導外国人配置事業として1,561万6,800円で、英語指導助手を東・西小学校、中学校に各1名配置しました。 小学校費、学校施設整備事業は5,013万8,380円で、東小学校屋根防水工事、給食調理場空調改修工事、西小学校屋根防水工事、C棟普通教室空調設置工事などを行い、教育環境の改善を図りました。学校生活支援員配置事業として1,620万2,000円で、東・西小学校の低学年を中心としたクラスや特別支援学級などに東小に7名、西小に8名配置し、学習活動、遊びや体験活動、生活介助などの支援を行うとともに、中1ギャップ解消のため小・中連携支援員を169万6,000円で2名配置しました。 中学校費では、学校施設整備事業は2,206万7,720円で、屋根防水改修工事や体育館バスケットゴール改修工事等を実施しました。学校生活支援員配置事業として生活支援員を特別支援学級に2名を217万3,000円で配置しました。 幼稚園費では、幼稚園生活支援員配置事業として598万1,000円で、東・西幼稚園に5名の生活支援員を配置し、園児の遊びや体験活動、生活介助等の支援を行いました。19、20ページに参りまして、幼稚園施設整備事業として272万360円で、東幼稚園のトイレ改修や西幼稚園緊急避難路新設工事などを実施しました。 社会教育費では、IT講習事業として117万7,604円で、里庄町楽しいパソコン講座を西公民館で開催しました。文化ホール自主事業は528万4,273円で、コンサートや夏休み子ども劇場を行いました。また、91万8,000円で里庄町武道館照明の一部を改修しました。子供たちの居場所づくりや地域人材の活用を図りながら子供たちの生きる力を育むため、里庄未来塾事業を243万657円で実施いたしました。 農林水産施設災害復旧費では、浜中南地区ほか13カ所で882万6,560円、公共土木施設災害復旧事業では町道里見241-1号線ほか、29路線において3,437万8,388円で災害復旧工事を実施しています。 以上が主要施策の概要です。 続きまして、各款別に歳入の説明を簡単に申し上げます。 それでは、31、32ページをお開きください。 一般会計の歳入から説明いたします。 1款の町税です。収入総額は14億7,138万195円です。その内訳は、町民税6億4,803万6,078円、固定資産税7億1,028万874円、軽自動車税3,310万409円、町たばこ税7,996万2,834円です。町税の徴収不能となっている454万1,111円を不納欠損として処理しています。町民税のうち、個人町民税は4億8,823万3,378円の収入です。対前年比、金額で614万7,731円、率で1.2%の減。法人町民税は1億5,980万2,700円の収入です。対前年比、金額で2,323万1,100円、率で17%の増となり、町民税全体では、対前年比、金額で1,708万3,369円、率で2.8%の増となっています。固定資産税は、対前年比、金額で1,903万7,598円、率で2.7%の増となっています。町民税、固定資産税等の町税全体では、対前年比、金額で4,171万313円、率で2.9%の増収となっています。 2款の地方譲与税ですが、2,933万1,000円となっています。 3款利子割交付金につきましては、151万9,000円が交付されています。 33、34ページをお願いいたします。 4款配当割交付金543万1,000円、5款株式等譲渡所得割交付金では359万7,000円の交付となっています。 6款地方消費税交付金は、1億9,358万3,000円が交付されています。 7款自動車取得税交付金につきましては、607万1,000円が交付されています。 8款地方特例交付金ですが、929万4,000円が交付されています。 9款地方交付税です。10億5,176万9,000円の収入です。普通交付税は9億1,967万9,000円で、対前年比1%の減となっています。特別交付税は1億3,209万円で、対前年比24.6%の増となっており、要因は住民票等のコンビニ交付の取り組みによるものです。全体では対前年比、1,675万9,000円の増となっています。 35、36ページをお願いいたします。 10款交通安全対策特別交付金です。129万6,000円の収入となっています。 11款分担金及び負担金です。6,944万3,176円。主なものは、児童措置費負担金6,882万4,960円です。 12款使用料及び手数料につきましては、各種施設の使用料と証明等の手数料で、収入総額は1,855万7,515円です。その主なものは、町営駐車場使用料832万7,829円、住宅使用料167万1,900円。37、38ページをお願いします。文化ホール使用料93万6,300円、体育施設利用料260万7,800円、各種証明手数料等288万9,470円です。 続きまして、13款国庫支出金です。5億1,395万6,925円の収入をしています。主なものは、障害者総合支援給付費等負担金1億13万2,000円、障害者医療費国庫負担金474万222円、子どものための教育・保育給付費負担金9,607万349円、児童発達支援事業費負担金852万4,500円、国民健康保険基盤安定負担金959万8,293円、児童手当負担金1億3,118万7,666円。39、40ページに参りまして、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担金286万2,000円、地域生活支援事業費等補助金233万4,000円、子ども・子育て支援交付金915万1,000円、児童福祉施設費補助金1,300万1,000円、臨時福祉給付金給付事業費補助金468万円、臨時福祉給付金給付事務費補助金415万4,953円、年金生活者等支援臨時福祉給付金事業費補助金3,312万円、年金生活者等支援臨時福祉給付金事務費補助金365万9,047円、汚水処理施設整備交付金264万3,000円、狭あい道路整備事業費補助金1,279万7,930円、道路施設点検補修事業交付金3,276万9,000円。41ページ、42ページに参りまして、社会保障・税番号制度システム整備費補助金454万9,000円、個人番号カード交付事業費補助金205万2,000円、地方創生加速化交付金2,301万702円、地方公共団体情報セキュリティー強化対策費補助金590万円。 次に、14款県支出金です。3億8,600万762円の収入となっています。主なものは、障害者総合支援給付費等負担金5,272万3,033円。43、44ページに参りまして、子どものための教育・保育給付費負担金4,814万4,982円、児童発達支援事業費負担金426万2,250円、国民健康保険基盤安定負担金3,109万5,661円、後期高齢者医療保険基盤安定負担金2,191万7,676円、児童手当負担金2,826万6,166円。 2項県補助金ですが、岡山県少子化対策重点推進交付金217万9,440円、心身障害者医療費補助金472万3,989円、小児医療費補助金916万2,000円、子ども・子育て支援交付金855万8,000円、児童福祉施設費補助金325万円、第3子以降保育料無償化事業補助金422万円、合併処理浄化槽設置補助金229万5,000円。45ページ、46ページをお願いします。老朽ため池補強事業助成補助金985万6,499円、小規模土地改良事業補助金700万円、松くい虫空中散布補助金151万5,466円、国土調査費補助金1,498万9,500円、岡山県公共施設再生可能エネルギー等導入推進事業費補助金8,872万1,000円。委託金では、個人県民税徴収取扱費交付金1,721万9,913円、県知事選挙委託金516万1,708円。47ページ、48ページに参りまして、参議院議員選挙委託金640万1,546円などです。 15款財産収入です。842万1,427円の収入をしています。これは、各種基金の利子157万7,086円と有価証券売払収入619万6,000円が主なものです。 16款寄附金501万8,614円ですが、一般寄附金87万614円及びふるさとづくり寄附金411万8,000円が主なものです。 17款繰入金は5億3,831万9,000円の収入をしています。対前年比、金額で1億5,467万2,000円、率で40.3%の増となっています。49、50ページに参りまして、特別会計繰入金として町営墓地特別会計から墓地使用料176万円、5平方メートル2区画分、6平方メートル1区画分を繰り入れ、開発基金へ積み立てました。基金繰入金ですが、開発基金から公共下水道事業会計への負担金などに充てるため1億8,150万円、減債基金から2,000万円、教育施設整備改修基金から6,000万円、文化振興基金から850万円、財政調整基金から2億6,655万9,000円の繰り入れをしています。 18款繰越金です。対前年度の繰越金3億5,601万5,732円を収入しています。 19款諸収入です。5,368万3,433円の収入をしています。主なものといたしまして、町税延滞金505万9,923円で、滞納整理に積極的に取り組みました。51ページ、52ページをお願いします。備南競艇事業組合市町村交付金303万6,000円、介護予防サービス計画費収入368万3,400円、各種検診の納付金181万5,300円。雑入では、指定ごみ袋販売代金507万6,050円、市町村振興宝くじ収益分配金501万円。53、54ページに参りまして、分別収集有価物売上金185万9,919円、また岡山県高齢者医療制度特別調整交付金200万9,016円、協働のまちづくり推進助成金200万円、農業施設維持管理適正化事業交付金720万円。 次に、20款町債2億4,636万3,000円です。内訳は、土木債、地方道路等整備事業債480万円、公共事業等債3,220万円、農林水産業債、公共事業等債1,260万円、消防債、防災行政無線機能強化事業債150万円、公共施設再生可能エネルギー等導入推進事業債1,210万円、臨時財政対策債1億7,086万3,000円。55ページ、56ページをお願いします。総務債、情報システム強靱化事業債920万円、災害復旧事業債、公共土木施設等復旧事業債300万円です。 一般会計の歳入総額は49億6,905万779円となっています。対前年比、金額で2億6,748万3,034円、率で5.7%の増となっています。 収入未済額5,756万2,664円となっています。内訳は、町税が3,390万6,556円、住宅使用料が772万7,782円、住宅新築資金等貸付金元利収入1,546万4,326円などです。 以上で歳入の説明を終わります。 次に、歳出ですが、一般会計の歳出総額は、45億7,757万3,839円、対前年比、金額で2億3,202万1,826円、率で5.3%の増となっています。 冒頭で申し上げましたように、予算決算委員会で詳細な説明をさせていただきますので、ここでの説明につきましては、先ほどの主要施策の概要でかえさせていただきます。 171ページをお願いいたします。 実質収支に関する調書です。歳入総額49億6,905万779円、歳出総額45億7,757万3,839円、歳入歳出差し引き額3億9,147万6,940円です。繰越明許費繰越額が6,636万5,000円ですので、実質収支額は3億2,511万1,940円となっています。 続きまして、173ページ、174ページをお願いいたします。 財産に関する調書のうち、1、公有財産、1、土地、建物です。土地については、本庁舎1万83平方メートル、学校4万6,402平方メートル、公営住宅7,059平方メートル、公園9万2,508平方メートル、その他の施設32万487平方メートル、山林その他16万9,565平方メートルで、合計64万6,104平方メートルです。土地における決算年度中の増減につきましては、台帳を精査していく上で発生した結果です。建物につきましては、木造、非木造合わせまして、延べ面積で本庁舎4,545平方メートル、学校1万7,134平方メートル、公営住宅1,005平方メートル、公園408平方メートル、その他の施設1万4,144平方メートルで、合計3万7,138平方メートルです。建物の決算年度中の増減につきましては、増加の97平方メートルは東小学校学童保育2号舎棟、減額の80平方メートルは対象外の施設分を除外したことによるものです。 続きまして、175ページをお願いします。 出資による権利。決算年度中増減高、公共下水道事業に4,153万5,000円を出資しています。 続いて、177ページをお開きください。 本年度末の各種基金の状況を掲載しています。主なものを申し上げますと、財政調整基金6億708万1,000円、いきいき里庄基金1億円、地域振興基金5,846万9,000円、開発基金5億1,511万4,000円、減債基金1億5,197万円、文化振興基金4億4,063万5,000円、スポーツ振興基金1億100万円、教育施設整備改修基金1億478万5,000円、土地開発基金1億302万円、各種基金の総額は、前年より3億8,338万円減の23億855万2,000円となっています。 平成28年度末の地方債残高は34億945万6,000円となっています。そのうち、地方交付税の代替として理論上、国が全額補填する臨時財政対策債は21億1,169万4,000円です。 以上で平成28年度里庄町一般会計の説明を終わります。 179ページをお開きください。 議案第50号里庄町国民健康保険特別会計です。 歳入総額14億4,119万9,060円、歳出総額13億1,989万2,302円、残高1億2,130万6,758円。 平成28年度の平均被保険者数は2,451人で、本町の人口全体に占める割合は21.88%です。前年度と比較してみますと、平均被保険者数は91人減少し、人口に占める割合も0.95%減少しています。 国民健康保険税の収入総額は2億1,211万7,203円となっています。国民健康保険税の1人当たりの調定額、現年度分は医療給付費分が5万7,942円、後期高齢者支援金分は1万9,525円、介護納付金分は2万2,747円となっています。一方、医療にかかった額を見ますと、保険給付費の総額は7億7,536万3,606円となっています。これを平均被保険者数2,451人で割ってみますと、保険者が負担する1人当たりの医療給付費が31万6,346円となります。これに被保険者の一部負担金等を加えた1人当たりの総医療費は37万6,743円になります。前年度37万5,740円と比較してみますと、額にして1,003円、率にして0.27%の増になっています。 また、平成28年度末の財政調整基金積立金残高は1億4,583万2,773円となっており、前年度と比較してみますと、額にして6,585万5,000円、率にして82.34%の伸びとなっています。 以上で議案第50号国民健康保険特別会計決算の説明を終わります。 続きまして、213ページをお願いいたします。 議案第51号平成28年度里庄町介護老人保健施設特別会計決算です。 歳入総額は4,056万623円、歳出総額は3,887万1,166円、歳入歳出差し引き額は168万8,957円となっています。 歳入では、雑入として3,687万1,000円を歳入しています。内訳としては、指定管理者からの平成28年度指定管理者基準納入額1,000万円及び平成27年度指定管理者追加納入額2,687万1,000円です。また、元入所者のご家族からの寄附金110万円を歳入しています。 歳出では、介護老人保健施設事業財政調整基金積立金1,570万1,000円、各種工事費872万6,184円及び備品購入費1,428万8,400円が主なものです。 利用者の状況は、入所者数が延べ3万432人、介護予防短期入所者数延べ52人を含む短期入所者数が延べ2,131人、介護予防通所者数延べ553人を含む通所者数が延べ4.772人で、1日平均ではそれぞれ83.4人、5.8人、19.6人となっています。 また、財政調整基金の平成28年度末の残高は6億157万6,128円となっています。 以上で議案第51号介護老人保健施設特別会計決算の説明を終わります。 次に、230ページをお開きください。 議案第52号平成28年度里庄町育英奨学資金給与特別会計決算です。 歳入総額は24万9,391円、歳出総額は0円で、差し引き残高は24万9,391円となっています。 平成24年度以降、育英奨学生の募集はいたしておりませんので、歳出はございません。 以上で議案第52号平成28年度里庄町育英奨学資金給与特別会計の説明を終わります。            (発言する者あり) 失礼いたします。先ほど里庄町介護老人施設特別会計の私の説明のところで介護予防通所者数、通所者延べ553人を含む通所者数が延べ4.772人と申し上げましたが、延べ4,772人でございました。おわびして訂正を申し上げます。 それでは、237ページをお開きください。 議案第53号里庄町介護保険特別会計です。 歳入総額9億2,266万7,117円、歳出総額9億1,056万5,373円、残高1,210万1,744円となっています。 歳入につきましては、保険料収入が1億9,357万2,120円、国庫支出金が2億18万6,647円、支払基金交付金が2億4,861万550円、県支出金が1億3,043万8,338円、町からの繰入金1億3,058万6,337円が主なものになっています。 歳出は、保険給付費と地域支援事業費が主なもので、保険給付費の総額は8億6,748万8,776円となっており、前年度と比較すると、施設介護サービス給付費や地域密着型介護サービス給付費の増加により3,472万9,668円の増加となっています。保険給付費の主な内訳は、介護老人保健施設などの入所利用による施設介護サービス給付費が3億4,166万2,243円、グループホームや小規模多機能型居宅介護の利用による地域密着型介護サービス給付費が1億2,305万4,102円、在宅での生活を支える居宅介護、介護予防サービス給付費が3億2,006万3,684円となっています。また、地域包括支援センターの運営費や事業費である地域支援事業費が1,587万488円になっています。 平成28年度末における65歳以上の方は3,315人で、そのうち要介護、要支援認定者数は578人、第1号被保険者に占める認定者数の割合、認定率は17.44%となっています。また、40歳以上65歳未満の第2号被保険者の認定者数を加えると、要介護、要支援認定者総数は588人となり、前年度から7人の増加となっています。要介護、要支援認定者数の内訳は、要支援1の方76人、要支援2の方67人、要介護1の方151人、要介護2の方116人、要介護3の方79人、要介護4の方57人、要介護5の方42人です。 また、平成28年度末の介護給付費準備基金残高は1億5,984万2,416円となっています。 以上で議案第53号平成28年度介護保険特別会計決算の説明を終わります。 次に、271ページをお開きください。 議案第54号里庄町後期高齢者医療特別会計です。 歳入総額1億4,590万9,118円、歳出総額1億4,587万6,074円、残高3万3,044円となっています。 後期高齢者医療制度は平成20年4月から創設され、岡山県後期高齢者医療広域連合が運営しています。対象となる方は75歳以上の方と、65歳以上75歳未満で一定の障害があり広域連合の認定を受けた方です。平成29年3月末現在の被保険者数は1,648人となっています。 後期高齢者医療保険料は1億1,057万4,800円となっており、一般会計からの繰入金は3,516万7,964円となっています。歳出の後期高齢者医療広域連合納付金は1億3,988万4,880円となっています。 以上で議案第54号後期高齢者医療特別会計の決算の説明を終わります。 次に、287ページをお開きください。 議案第55号里庄町営墓地特別会計です。 歳入総額223万5,321円、歳出総額233万5,321円、残高0円となっています。 町営墓地里庄町やすらぎ霊園は、少子・高齢化が進む中、墓地を町内に求める町民の要望に応え平成25年12月に完成いたしました。総区画数は300区画で、4平方メートル、5平方メートル、6平方メートルの3種類の区画で構成されています。平成29年3月末現在の使用区画数は、4平方メートルが58区画、5平方メートルが40区画、6平方メートルが59区画、計157区画となっています。 歳入では、町営墓地使用料が176万円、町営墓地管理料が3万5,600円、一般会計からの繰入金が13万6,618円となっています。 歳出では、一般会計への繰出金が176万円、維持管理委託料が34万3,530円となっています。 以上で議案第55号町営墓地特別会計決算の説明を終わります。 これをもちまして議案第49号から55号までの説明を終わります。ご審議の上、認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) ちょっと皆さんに、ちょっと休憩で。            午前11時58分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(平野敏弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き、竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 私からは、議案第56号、57号議案についてご説明いたします。 議案第56号、朗読いたします。 〔議案第56号朗読〕 平成28年度水道事業会計決算についてご説明いたします。 まず、1ページ、2ページ目をごらんください。 決算報告書、予算書、予算に対する決算報告ですから、金額は税込みでございます。 収益的収支の水道事業収益は、総額で2億9,836万9,947円、前年度比較では1.5%の増加でございます。対する水道事業費用は2億7,145万937円、前年度比較2%の増加でございます。 資本的収支では、収入は1,429万6,600円、対する支出は6,980万8,151円で、収支不足分の5,551万1,551円は、過年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金、減債積立金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填しています。 4ページをごらんください。 損益計算書の下から4行目、当年度純利益は2,445万3,317円で、前年度から194万5,285円の増となっています。前年度繰越利益剰余金1万5,131円とその他未処分利益剰余金変動額1,200万円を加えた当年度未処分利益剰余金は3,646万8,448円となっております。 ここで12ページをごらんください。 地方公営企業法の規定により、議会の議決を経て利益及び資本剰余金を処分することができるとなっておりますので、12ページは水道事業剰余金処分計算(案)として説明させていただきます。 先ほどご説明した当年度未処分利益剰余金3,646万8,448円は、建設改良積立金として960万円を積み立て、資本金に2,677万1,643円を組み入れて繰越利益剰余金を9万6,805円とするものでございます。 次に、7ページ、8ページに戻りまして、貸借対照表で期末の財政状態をご説明いたします。 7ページ、借方で資産の部、一番下の総資産は15億7,897万6,203円で、前年度比較で0.5%の減少、このうち土地、建物、構築物、有価証券を含んだ、1、固定資産の合計は13億510万562円で、総資産に占める割合は82.7%、前年度に比較して0.9%の減少になっております。 2、流動資産は、現金預金、未収金などで2億7,387万61円、前年度に比較して1%の増加となっております。 近年は建設投資が多いため流動資産が固定資産に移動しております。 これから資産に対する、8ページ、貸方で、負債の部、3、固定負債は修繕引当金などで9,934万1,003円となっております。4、流動負債は、預かり金、未払金などで5,843万8,830、済いません、間違えました。8,883円となっております。5、繰り延べ収益は、国庫補助金、工事負担金、受贈財産評価額、その他長期前受け金などで3億7,303万7,723円となっております。 資本の部の6、資本金はこれまで他会計出資金の受け入れ、自己資金などを投資した9億4,141万974円となっております。 次に、7、剰余金の(1)資本剰余金は、これまでの工事負担金、受贈財産などを計上しております。(2)利益剰余金は、これまでの利益を処分して積み立てたもの及び本年度の当年度純利益2,445万3,317円を加えたものとなっております。 続いて、15ページの中段をごらんください。 3、業務、(1)業務量の上から2番目、年度末給水人口は1万515人、年度末給水戸数は96軒増加して4,031戸となります。計画給水人口に対する普及率は93.9%となっております。年間総配水量は142万3,725立方メートルで、前年度比較で1.7%の増加、下から2行目、年間有収水量は前年度比較で1万8,504立方メートル、1.3%増加しており、有収率は昨年度より0.4%減で97.9%でございます。 次のページに参りまして、16ページ中段の(3)事業収入に関する事項で、供給単価は167円45銭、対する給水原価は151円81銭で、回収率は110.3%になっております。 以上が決算の概要でございます。水道事業の運営状況は、収納率、有収率など、経営効率は非常に高い状況であります。しかし、節水の意識の高まりにより節水機器の普及が進む中、使用水量の大幅な伸びが期待できないに加え、老朽施設の更新、耐震化や維持管理費の増加など、多額の資金が必要であり、利益率は十分と言えない状況にあります。そのため、下水道工事などに合わせて管路の更新を行い、老朽化に対応しております。今後必要となる大規模団地の普及、布設がえ工事や配水池の耐震化の工事に対応するためにさらなる経費節減に努め、財源を確保し、計画的に事業を進めていきます。 以上で水道事業会計の決算の説明を終わります。 続きまして、議案第57号を朗読いたします。 〔議案第57号朗読〕 それでは、平成28年度里庄町公共下水道事業会計決算についてご説明いたします。 下水道会計は、一般会計からの財政支援に頼る部分が大きいため、水道会計と同じ見方はできませんが、平成22年度から企業会計に移行し、維持管理と建設の2つの会計に分離しましたので、経営内容が明確になっております。 では、決算書の1ページ、2ページ目をお願いします。 収益的収支は、収入総額3億3,793万9,741円、対する支出は2億9,640万342円、消費税還付額は203万4,587円でございます。 3ページ、4ページをお開きください。 資本的収支は、収入総額2億2,082万5,220円、支出は3億104万877円となっております。資本的収支の不足額については、消費税資本的収支調整額、前年度繰越工事資金、減債積立金及び損益勘定留保資金等で補填しております。 6ページをごらんください。 損益計算書では、下から4行目、当年度純利益は3,801万6,698円でございます。この利益については、先ほど水道事業会計でもご説明しましたが、地方公営企業法の規定により、議会の議決を経て利益及び資本剰余金を処分することができることとなっておりますので、里庄町公共下水道事業剰余金処分計算(案)として説明させていただきます。 13ページをごらんください。 ここでは未処分利益剰余金7,071万6,199円を資本金への組み入れに3,269万9,501円、減債積立金3,801万6,698円に積み立て、次年度の4条予算の不足額に起債の償還費用として充てることとしておりますので、よろしくお願いいたします。 戻りまして、9ページ、10ページをごらんください。 貸借対照表では、資産の合計は72億3,940万4,268円、そのうち固定資産が70億1,499万320円でございます。下水道は建設費が莫大であるため、資産の約97%を固定資産が占めております。対する貸方、10ページで注目するのは起債残高であります。負債の部の3、固定負債、(1)企業債として33億7,888万4,289円でございますが、4、流動負債、(1)企業債1億5,049万2,911円と(2)一時借入金に起債前借りの1,920万円がありますので、実質の起債残高は35億4,857万7,200円でございます。 次に、16ページをごらんください。 中段の3、業務で28年度末の整備状況は、4番目、処理区域内人口が6,629人、1つ飛ばして、普及率は0.2%上昇して59.2%、水洗化率は71.8%、里庄処理区域面積292ヘクタール、里庄北処理区域面積1ヘクタール、2つ飛ばして、里庄処理区の年間有収水量は5.8%増の43万6,421立方メートル、里庄北処理区の年間有収水量は243立方メートル、そして一番下、里庄処理区の普及率は1.4%減少して99.5%、里庄北処理区の有収率は87%でございます。 次の17ページに移りまして、使用料単価は150円82銭、下に行って、汚水処理原価の維持管理費分が111円26銭、資本費分が101円85銭、この2つを合算した汚水処理原価は、昨年度から4円51銭下がり213円11銭となっております。したがいまして、1立方メートル当たりの汚水処理単価が213円、使用料単価が150円ということは、収入金額の約1.4倍の金額が現在汚水処理にかかっているということになり、汚水処理原価に対する回収率は約70.8%となっております。 この回収率をさらに今後高める必要があります。下水道施設の建設期間中は借金が多いために、下水道使用料で全てを回収するのは不可能であります。下水道の効果は、トイレの水洗化により快適で便利な生活になることはもちろんですが、水環境の保全、美しい景観など、万人が享受する側面もありますので、下水道の使用料が全てを負担するのは不公平であります。したがって、その負担を抑えるために公費負担があるわけですが、ご承知のようにこの公費負担にも限界があります。下水道事業を進めることで町財政への影響は懸念されるわけですが、下水道整備は将来の里庄町の発展には欠かせない事業であります。今後も整備手法の見直しや検討を行うなどの歳出削減や接続率の向上、収納対策などの歳入確保に最大限の努力をしてまいりますので、ご理解、ご協力、よろしくお願いいたします。 以上で公共下水道事業会計決算の説明を終わります。よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 なお、本案に対する総括質疑は9月8日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第7、議案第58号里庄町道路線の廃止について及び議案第59号里庄町道路線の廃止についての2件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 仁科農林建設課長。 ◎農林建設課長(仁科成彦君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、ただいま上程されました議案第58号及び議案第59号の2議案につきまして説明をさせていただきます。 まず、議案第58号を朗読し、ご説明いたします。 〔議案第58号朗読〕 記。路線名、里見111号線。起点、里見1515番地先。終点、里見1518番地先。延長14メートル。幅員1.3メートル。 提案理由。道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求める。 それでは、内容についてご説明いたします。 1枚めくっていただいて、町道廃止位置図をごらんください。 位置図に記載してあります町道里見111号線でございますが、大原東分館内にある延長14メートル、幅員1.3メートルの町道でございます。 今回廃止をお願いすることになった経緯でございますが、本路線は個人から住宅進入路の一部として利用したい旨の用途廃止及び払い下げ申請書が提出され、現地を確認したところ申請者宅で行きどまりで、隣に接した池と申請者名義の土地のみに接した町道となっていることから、問題ないと判断し、町道廃止をお願いするものでございます。 以上が町道里見111号線の廃止の説明でございます。 続きまして、議案第59号を朗読し、説明をさせていただきます。 〔議案第59号朗読〕 記。路線名、里見606-2号線。起点、里見9080番地先。終点、里見9080番地先。延長44メートル。幅員1.6メートル。 路線名、里見615号線。起点、里見8958番地先。終点、里見9010番地先。延長314メートル。幅員0.9から2.4メートル。 路線名、里見619号線。起点、里見9079番地先。終点、里見9088番地先。延長89メートル。幅員0.9メートル。 路線名、里見621号線。起点、里見9096番地先。終点、里見9107番地先。延長165メートル。幅員0.4から1.2メートル。 提案理由。道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求める。 それでは、内容についてご説明いたします。 1枚めくっていただいて、町道廃止位置図をごらんください。 位置図に表示しております町道里見606-2号線ほか3路線につきましては、昨年度と今年度の地籍調査区域となっており、その中で備南広域営農団地農道、いわゆる広域農免道路や扶桑薬品工業などの工場敷地整備の際に道路線の整理ができていないのではないかと関係者から指摘を受けました。 調査した結果、現状では工場敷地になるなど町道として機能しておらず、路線の整理をする必要があることが確認できたため、お示ししている4路線の町道廃止をお願いするものでございます。 以上が町道里見606-2号線ほか3路線廃止の説明でございます。 これで議案第58号及び議案第59号の説明を終わります。どうぞよろしくご審議、ご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより議案第58号里庄町道路線の廃止について質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第59号里庄町道路線の廃止について質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 議案第58号及び議案第59号については、会議規則第39条第1項の規定により建設福祉委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、議案第58号里庄町道路線の廃止について及び議案第59号里庄町道路線の廃止については建設福祉委員会に付託することに決しました。 日程第8、議案第60号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第60号につきましてご説明いたします。 議案を朗読いたします。 〔議案第60号朗読〕 提案理由。地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求める。 この選任につきましては、岡雅文さんの任期満了に伴うものでございます。岡さんにおかれましては平成26年12月からお世話になっており、ご尽力をいただいております。固定資産評価審査委員会委員の職務につきましては、固定資産の課税台帳に登録された事項に関する不服の申し立てがあった場合、その事項に対し審査決定するものでございます。その際、3人の委員により審査決定を行っています。 岡さんは固定資産税の知識も豊富で、人物的にも適任であることから、岡さんに引き続きお願いしたく、再任をご提案させていただきました。よろしく審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 本案は人事案件でございますので、討論を省略し、採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認め、これより議案第60号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(平野敏弘君) 起立全員でございます。よって、議案第60号固定資産評価審査委員会委員の選任については原案のとおり同意することに決しました。 日程第9、議案第61号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 大内町長。 ◎町長(大内恒章君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第61号につきましてご説明いたします。 最初に、議案を朗読いたします。 〔議案第61号朗読〕 提案理由。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求める。 宮崎勇次氏は、昭和48年4月に高等学校の教員になられて以来、34年間教職につかれ、平成19年3月末、おかやま山陽高等学校を最後に定年退職されました。昭和48年から里庄町柔道スポーツ教室の指導者として小・中学生の指導にご尽力いただき、平成3年からは里庄町スポーツ推進員としてご活躍され、町民の生涯スポーツの普及推進に貢献されております。里庄町教育委員会委員として平成19年10月から3期10年、町教育行政推進のためご尽力いただいております。温厚、明朗で誠実なお人柄であり、教育に深いご見識とご理解がありますので適任であると考えます。なお、任期につきましては、平成29年10月1日から平成33年9月30日までの4年間でございます。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は人事案件でございますので、討論を省略し、採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認め、これより議案第61号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(平野敏弘君) 起立全員でございます。よって、議案第61号教育委員会委員の任命については原案のとおり同意することに決しました。 日程第10、報告第5号平成28年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました報告第5号をご説明いたします。 最初に報告を朗読いたします。 〔報告第5号朗読〕 1枚めくっていただきまして、内容について説明いたします。 健全化判断比率報告書。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成28年度決算に基づく健全化判断比率を次のとおり報告します。 それでは、4点について内容をご説明いたします。 まず、実質赤字比率でございますが、実質赤字額がございませんのでハイフンと記載いたしております。黒字ということでございます。 次に、連結実質赤字比率でございますが、これも同様に連結実質赤字額がございませんのでハイフンと記載しております。黒字ということでございます。 実質公債費比率は7.0%となっています。平成27年度の比率は7.1%でありましたので0.1%の改善いたしております。 最後に、将来負担比率でございますが、比率が算定されませんのでハイフンと記載いたしております。 以上で健全化判断比率の報告を終わります。 1枚めくっていただきまして、資金不足比率報告書。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成28年度決算に基づく資金不足比率を次のとおり報告します。 内容でございますが、特別会計の名称、里庄町水道事業会計、里庄町公共下水道事業会計、ともに資金不足比率は、資金不足額がないためハイフンと記載いたしております。 以上で報告第5号平成28年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告を終わります。 ○議長(平野敏弘君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 報告第5号については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定によるものでございますので、討論を省略し、採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認め、これより報告第5号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(平野敏弘君) 起立全員でございます。よって、報告第5号平成28年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告については原案のとおり承認することに決しました。 日程第11、陳情第2号「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情についてを議題といたします。 事務局より議案を朗読させます。 なお、陳情の内容につきましては、皆さんのお手元に配付したとおりでございますので、省略させていただきます。 小野事務局長。 ◎議会事務局長(小野宏明君) 〔陳情第2号朗読〕 ○議長(平野敏弘君) お諮りいたします。 陳情第2号に関しましては、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により総務文教委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、陳情第2号「全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情については総務文教委員会に付託することに決しました。 日程第12、陳情第3号教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請についてを議題といたします。 事務局より議案を朗読させます。 なお、陳情の内容につきましては、皆さんのお手元に配付したとおりでございますので、省略させていただきます。 小野事務局長。 ◎議会事務局長(小野宏明君) 〔陳情第3号朗読〕 ○議長(平野敏弘君) お諮りいたします。 陳情第3号に関しましては、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により総務文教委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平野敏弘君) 異議なしと認めます。よって、陳情第3号教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請については総務文教委員会に付託することに決しました。 以上で本日の日程は全部議了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次回は9月5日午前9時30分から再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 皆さん大変ご苦労さまでした。            午後1時40分 散会...